駆除で石垣沖で捕獲されたサメがかまぼこに加工され、14日、試食会が八重山漁協魚市場で行われた。
サメは前日に捕獲されて石垣漁港に水揚げされた。石垣市の金城かまぼこ店が団子状に加工し、漁業関係者や見学に来たにしのもり保育園の園児らに振る舞った。
同店の金城球二社長の話では、他の白身魚のかまぼこより淡泊で臭みもない。百%サメのかまぼこ加工は初めてで評判が良かったら商品化を考えるという。
漁協市場販売課の友利邦明課長(46)は「サメのイメージからは想像できないほどうまかった」と語った。
サメは他の魚を食い荒らして漁業の妨げになり、市漁業集落所属の漁船が13日に駆除を始め、14日も20隻が捕獲して水揚げした。