きょう21日は「土用の丑の日」で新川の舟蔵の里(元村伝代表取締役)内の「只喜」では20日、宮崎・鹿児島から仕入れたウナギの仕込みに追われていた。
ウナギはビタミンAやビタミンB群など、疲労回復や食欲増進に効果的な成分が多く含まれ、夏バテ防止にはピッタリの食材。
舟蔵の里では45年に渡る仕次ぎのタレを使用。出汁には水を使わず酒やみりんにウナギの焼いた骨などで出汁を摂っている。
元村賢会長は「日本最南端のウナギ屋。1975年の創業から誠実、謙虚、感謝の気持ちで一生懸命ウナギをやってきた。栄養バランスが良く何よりおいしいウナギを食べてもらいたい」と呼び掛けた。
5、6月は新型コロナウィルスの影響で、通常価格より500円引きにするなどの地域還元も実施。
例年この時期は通常時と比べ4~5倍の売り上げを見込んでいるが、今回は3倍程度ではないかと予想している。
元村代表は「コロナの状況もある中で、最高の栄養食であるウナギを常日頃から食べてもらいたい」と話している。
店ではうな重(汁物・ちきむん(漬物)付き)3500円、うな丼(汁物・ちきむん付き)は2500円で提供。うなぎ弁当は特大が3500円、大が3000円、中が2500円、小は2000円で提供している。
営業時間は午前11時~午後2時、午後5時~午後9時。