感染増の中、4連休始まる 初日は本土から2000人 新石垣空港

到着口に設けられたサーモグラフィの前を通る乗客=23日、新石垣空港

 新型コロナウイルス感染が全国的に再拡大する中、23日、4連休が始まった。政府が旅費の一部を負担する観光支援事業「GoToトラベル」も重なり、初日は新石垣空港に主な本土便から前日の1・5倍の2000人近い乗客が降り立った。空港では県の「旅行者専用相談センター(TACO)」の分室が稼働し、コロナを持ち込ませない水際対策を取りながら到着客を迎えた。

 全日空八重山支店、日本トランスオーシャン航空八重山支社によると、連休初日に石垣空港に着いた両社の本土便は羽田(東京)、関空(大阪)など発の5路線9便。計1309人だった前日より50%多い計1971人が利用した。
 到着ロビーには2つの出口に1機ずつサーモグラフィが設けられ、係員が到着客の体の表面温度を測った。分室には県、市職員が計4人配置され、発熱が感知された客を県立八重山病院に運び、検査を行う。
 夫妻で千葉県から観光で来た40代男性は「『GoTo』を利用した。移動自粛期間が長く、ようやく旅に出られてうれしい。自分が保菌者であるかもしれない自覚を持って慎重に行動し、島民に迷惑を掛けないようにしたい」と話した。
 感染者が多くて「GoToトラベル」の対象から外れた東京都から訪れた人も。20代の女性は「除外された16日より前に予約したので仕方なかった。外すならもっと早くしてほしい」と政府に注文をつけた。
 新川のリゾートホテル「ビーチホテルサンシャイン」は「GoToトラベル」と連休の効果で宿泊予約が増えた。宿泊中の検温、チェックアウト3日後の健康状態の報告を盛り込んだ市のガイドラインに基づいて感染予防対策を講じる。
 赤城陽子総支配人は「歓迎と不安を比べたら歓迎が勝る。予約増で従業員も張り合いが出て職場が活気づいている。感染予防に配慮しながらおもてなしに努める」と語った。

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