コラソン監督が派遣教室 コロナ禍の生徒を激励 ハンドボール

練習法を指導する琉球コラソンの東長濱秀作監督=25日、石垣第二中学校体育館

 日本ハンドボールリーグに所属する琉球コラソンの東長濱秀作監督を迎えたハンドボール教室(主催・美崎牛本店)が25日、石垣第二中学校体育館で開かれた。石垣中、石垣二中、大浜中の男女チームと八重高男子チームが参加し、プロからの指導を受けた。
 東長濱監督は「コロナの影響で未来のある少年少女に目標を失わず元気を与えたい」と開催の経緯を話した。

 ハンドボールにおいては「基礎」を身につけ、基礎の上に応用力として「技」を磨き、技を「状況判断」に生かすことが重要と説明。「できないことをできるように練習し、できるようになるから面白い。近い将来石垣から日本リーガーを輩出できるようにバックアップしたい。どういう環境下でも続けてほしい」とエールを送った。
 石垣二中3年の美崎太陽君(15)は「基礎から教えてもらい、自分たちが目標にしている県ベスト4へ向けて教えてもらったことを必死にやって、県に通用するチームになりたい」と抱負。
 石垣二中女子チームで3年の宮良凜主将(14)は「いつもしている練習と違う7㍍スローなどのメニューを教えてもらい、練習に組み込んで1、2年生にも引き継いでいきたい」と話し、石垣二中男子チームで3年生の譜久嶺一真君(14)は「細かいフェイントや視線のフェイントなど勉強することがたくさんあった。中体連で課題の挙がったディフェンスの強化やシュートミスをなくすことに役立てたい」と語った。
 主催者の美崎牛本店の美崎信二代表取締役社長は「子ども未来プロジェクト」として八重山の中高校にこれまで野球やハンドボールチームに講師を派遣。今回はコロナの影響のある生徒を励まそうとハンドボール教室を実現した。
 美崎代表は「一流のプロを目指すなら中学生の頃から一流の指導に触れてもらい、進路の幅を広げたり色んなことを知ってもらいたい」と話した。

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