夏の全国高等学校野球選手権沖縄大会に代わる独自の県大会公式戦「2020県高校野球夏季大会」(主催・県野球連盟)の準決勝が1日、タピックスタジアム名護で開かれ、八重山が春ベスト4の日本ウェルネスと対戦し、延長タイブレークの末、8―7で勝利した。夏の県大会で八重高が決勝に進出するのは1988年以来、32年ぶり2回目。八重山勢としては2006年に優勝した八重山商工以来、14年ぶり3回目。
八重高は7回裏までに1―6と最大で5点差のリードを広げられたが、8回以降八重山打線が爆発。得意の「打ち勝つ野球」で打線がつながり、10回表に大逆転劇を見せた。最終回は最速139㌔のストレートを持つエース砂川羅杏が10回裏をきっちりと締め、32年ぶりに決勝戦へコマを進めた。
八重山は2日午後1時から、同球場でKBC未来と決勝戦を行う。