2020県高校野球夏季大会(主催・県野球連盟)の決勝戦が2日、タピックスタジアム名護で開かれ、八重山高校がKBC未来を4―2で破り、悲願の初優勝を飾った。夏の県大会優勝は、八重山勢としては2006年大会で春夏連続甲子園出場を果たした八重山商工以来14年ぶり。3日、選手たちと共に、今大会で特別に制作された深紅の優勝旗が八重山へ渡った。【2、7面に関連、8面に写真特集】
今大会は新型コロナウイルスの影響で夏の全国高校野球大会(甲子園)が中止となり、県独自の県大会として開催。県内59チームが出場し、3年生の保護者や関係者以外は入場できない中での試合となった。
1日からは県の緊急事態宣言を受け、準決勝、決勝は保護者の入場も認められず、無観客となり会場の外やテレビ中継で戦況を見守る異例の大会となった。