竹富町で初の感染者 町内に濃厚接触者8人 新型コロナ

竹富町から初の感染者が出たことを受け、記者会見する西大舛高旬町長=4日午後10時過ぎ、町役場

 県は4日、石垣市で2人、竹富町で1人の計3人が新たに新型コロナウイルスに感染した、と発表した。竹富町の感染者は西表島に住む19歳男性会社員で、同町から感染者が出るのは初めて。7月27日、西表島で行われたバーベキューで、石垣市在住の感染者と同席した。バーベキューの参加者は10人で、県は、感染者以外で西表島、竹富島に住む8人全員を濃厚接触者と判断。今後、検査を進める。八重山の感染者は計21人(石垣市20人、竹富町1人)になった。

 竹富町の西大舛高旬町長は4日夜、町役場で記者会見し「関係機関と連携し、万全の態勢を整えて対策に取り組む。医療体制が脆弱なので心配しているが、町民は落ち着いて行動してほしい」と述べ、町民にマスク着用の徹底や「三密」回避などを呼び掛けた。
 県、石垣市によると、バーベキューに参加した石垣市の感染者は、既に感染が発表されている美崎町のショーパブ「ショーラウンジ舞」の歳女性従業員。直前に福井県の感染者が利用し、クラスター(感染集団)が発生した「石垣島キャバクラAクラブ」を訪れて感染したと見られる。
 バーベキューに参加した他の9人は西表島在住者8人と竹富島在住者1人。このうち、西表島在住の19歳男性会社員は8月2日ごろから微熱や味覚障害などの症状があり、3日、県の調査で感染者の濃厚接触者であることが判明。4日、八重山病院で抗原検査を受け、陽性が確認された。
 男性は検査を受けるため、フェリーで石垣島に移動し、船内ではマスクを着用、他の乗客と距離を取るなどの感染防止対策を取ったという。
 他の参加者のうち、西表島在住7人については、多人数が石垣島に移動することによる感染リスクが大きいと判断され、八重山病院の職員が西表島に出向いて検体を採取する方針。7人は現在、自宅待機だという。感染が確認されれば海上保安庁に石垣島への搬送を依頼する。竹富島在住者は既に検査を終え、検査結果待ち。
 この日感染が発表された他の2人は「Aクラブ」の26歳女性従業員と「舞」の別の26歳女性従業員。「Aクラブ」関係の感染者は従業員、利用者計11人となった。「舞」からは2人目の感染者。
 竹富町と「Aクラブ」の感染者の計2人は、この日県が発表した感染者数には含まれない。

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