「重症者出たら緊急宣言」 西表感染 西大舛町長が言及

 西表島(竹富町)のバーベキュー会場で起きた新型コロナウイルスの集団感染で、西大舛髙旬町長は八重山日報の取材に対し「島内で重症者が出たら独自に緊急事態宣言を出す」と述べた。

 島内の感染者は12日現在、8人と感染の疑いのある「疑似症」1人。いずれも軽症で町は現時点では島民に不要不急の外出の自粛を促す呼び掛けにとどめている。
 西大舛町長は緊急事態宣言を発令する目安について「感染者の人数より重症者が出るかどうかを重く見る」と語った。高齢化が進み、感染が重篤化に直結して命を落とす危険性にさらされる島内事情を考慮している。
 発令に伴い、観光客に来島自粛、町内の宿泊、飲食業者に営業自粛を求める。バーベキュー会場の他に集団感染が発生したら石垣島とを結ぶ定期船の減便、運航中止を船の運営会社に要請することも想定している。
 町独自の緊急事態宣言は国の宣言と違って法的拘束力がない。メッセージとして発信し、町民の自覚を促す。
 町は感染拡大を防ぐ目的で10日、バーベキュー参加者の居住する島西部の住民79人の検体を採取し、PCR検査を実施した。結果は13日から順次出る。

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