西表1人、石垣1人 BBQ、那覇出張に起因か 新規感染者

 県八重山保健所は14日、西表島(竹富町)の40代の会社員男性と石垣市の60代の会社役員男性が新型コロナウイルスの陽性反応を示したと発表した。西表島の男性は感染源となった島内でのバーベキュー(BBQ)、石垣市の男性は那覇市出張に起因する可能性を否定できない。感染者は西表島で17人、石垣市で19人になった。

 西表の男性は西部居住で12日に発熱、せき、味覚障害を覚え、翌日に県立八重山病院で抗原検査を受けて陽性が確認され、入院した。せき込み、酸素吸入を受けている。
 バーベキュー参加者の出た別の酒席に同席した経緯があり、保健所は感染経路の特定を進めている。島内で実施された80人規模の一斉PCR検査は受けていなかった。
 石垣市の男性は11日に自覚症状が出て13日に八重山病院に救急搬送された。抗原検査で陽性となり、入院した。症状は不明。
 1~2日に那覇市に出張に出掛け、保健所で関連を調べている。

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