石垣市は、今年の「南の島の星まつり2020」を、新型コロナウイルス感染防止のため、29日に無観客のライブ配信方式で開催することを決めた。24日、中山義隆市長が市役所で記者会見し、発表した。
まつりは29日午後7時から8時半まで。島内外の多彩なアーティストのライブやメッセ―ジ、NPО法人八重山星の会などが撮影した星空の動画や写真を配信する。
スタジオはいしがき島星ノ海プラネタリウムで、地元在住の金城弘美さん、ミヤギマモルさん、マストさん(きいやま商店)はスタジオからの生出演。夏川りみさん、スクープオンサムバディ、ケイスケサカモトさん、やなわらばー、PANAさん、Ki―HATは動画での出演となる。
配信は市観光文化課のユーチューブアカウント、FMいしがきサンサンラジオの公式ウェブページ、同ラジオで行う。
石垣島天文台の通事安夫代表理事は「天の川や南十字星など、今年撮った映像や動画も全国配信し、石垣島から見えるきれいな星をアピールしたい」と意気込んだ。中山市長は「石垣島の星空の魅力を皆さんに届けたい」と語った。