石垣市総合体育館の裏手のシードー線沿いで安全運転を見守る「交通安全ぱいーぐる像」に3着目のマスクが着用されている。
同ぱいーぐる像にマスクを着用させているのは、衣服のサイズ直しなどを行う「ソーイングハッピー」=平得=の小濵一美(ひとみ)店長(63)。
八重山で新型コロナの感染者が初めて確認された4月中旬に1枚目をつけ、その後すぐ、サイズ直しをした黄色のマスクを着用させた。
6月末、第2波対策としてマスクを新調しようと、当初は涼しげな「水玉模様」を探していた。
良い水玉柄が見つからなかったため、「コロナが寄り付かないパワーをもってそうな星の柄」に変更して、紺地に白抜きの星がちりばめられた布で3枚目を仕上げた。
小濵さんは「店には少しでもお客さんが来てくれているのでありがたいが、美崎町などは仕事ができず大変と聞く。自分のできる範囲で何かしたい」と心配そうに話した。