シルバーウイーク最終日の22日、観光を終え、新石垣空港から島を後にする観光客からは「安心して観光できた」と、八重山での徹底した新型コロナ対策を評価する声が聞かれた。GoToトラベルキャンペーンに東京が追加される10月以降にも、期待が掛かる。
同日午後、八重山観光を終えた観光客が新石垣空港に舞い戻り、土産物や飲食店エリアで搭乗便までの時間を過ごした。
大阪から家族4人で石垣島と竹富島を訪れた40代男性は「総合的にちゃんと対策していて、安心して観光できた。店に入る時も、検温が済まないと入れないぐらいに徹底。大阪よりちゃんとしていて、さすがは観光地」と対策の徹底ぶりに舌を巻いた。
名古屋から西表島に3泊4日した70代夫婦は「ホテル入口で手指消毒と検温、食堂では人数制限して、ちゃんと対策をしていて、安心できた」と高評価。「GoToもかなり(経済的に)助かった」と話した。
タクシー運転手の男性はSWを振り返り、「初日はほとんどのタクシーが動いていた感じ。中日(なかび)にも帰る客がいたから空港や港を行ったり来たりと楽しかった」と喜んだ。
10月から東京がGoToキャンペーンに追加されることについて「今回の観光客のほとんどがマスクもしていたし、空港での検温体制などが安心材料になった。10月以降にも今調子で行けたら幸い」と期待した。