川田カメさんに頌状 石垣市 家族に囲まれ100歳祝う

中山義隆市長と家族に囲まれ記念撮影する川田カメさん=25日、ケアハウスばすきなよお

 社会福祉法人希望が丘ケアハウスばすきなよお(宮良榮子理事長)=白保=に入所する川田カメさん=石垣市平久保=の100歳を記念した祝賀会が25日開かれ、親戚ら約20人が集まって長寿を祝った。中山義隆市長が内閣総理大臣、県知事、石垣市長からの頌状や記念品を贈った。

 中山市長は「島の復興に大きな力を発揮していただいたと思う。これからもますます元気で長生きしてほしい」と祝福した。
 川田さんは1920年9月12日生まれ、宮古島市上野出身。65年前に平久保に移住し、夫の故・川田秀雄さんとともにキビや野菜を育て農業に従事してきた。
 子ども6人、孫21人、ひ孫51人、玄孫(やしゃご)1人の子宝にも恵まれ、祝いの席ではひ孫の多宇楓香さん(20)が「あやかり節」を披露した。
 長男の文夫さん(73)は「65年前に計画移民として移住してきた時は道も舗装されていなかったなど苦労もあったと思うが、現在も元気に楽しく過ごしている。120歳まで元気に生きてほしい」と期待した。
 あやかり節を披露した楓香さんは「100歳ってすごいなと思ったし、自分も100歳まで生きたいと思った」と笑顔を見せた。
 カメさんは「みなさんでお祝いしてくれてありがとうございます。うれしいです」と語った。
 石垣市では今年新100歳を迎える人は12人で、100歳以上の高齢者は15日時点で44人となった。

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