沖縄尚志会、母校へ寄付 2年に1度、コロナでも継続 八重高

沖縄尚志会から母校である八重山高校へ20万円が寄付された=25日、同校

 沖縄本島在住の八重山高校卒業生で構成する沖縄尚志会(東川平靖会長)は25日午後、同校へ20万円を寄付した。東川平会長と崎原克英副会長が同校を訪ね、黒島直人校長や生徒会役員らに寄付金を手渡した。

 沖縄尚志会は2年に1度、沖縄本島で1000人規模の芸能祭を開催しており、売り上げ金の一部から母校へ寄付を行っている。
 今年は開催予定の年だったが、新型コロナウイルスの影響で来年に延期となった。だが、2年に1度続けている寄付は続けることになった。
 東川平会長は「野球部やソフトテニスなど、母校の生徒の活躍目覚ましく、有効に活用してほしい」と託した。
 黒島校長は「感謝しかない。派遣費などで必要となってくるので有効に活用させていただきたい」と感謝した。
 生徒会副会長の清水花菜さん(16)=2年=は「尚志会の存在を八重高生にも、もっと知ってもらえる機会をつくれたら」と話し、図書委員長の餘野木葵君(17)=同=は「尚志会に毎年講話をしていただき、今回の寄贈で会のことをより知ることができた。学校全体に生徒を代表して伝えていけたら」と話した。

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