きょう23日は秋分。二十四節気の一つで、秋の彼岸の中日に当たる。太陽が真東から昇り、真西に沈み、昼と夜の長さがほぼ同じになる。また、この日を境に北半球では昼が次第に短く、夜が長くなっていく。
日中の残暑はまだ厳しいが、自然界では秋の気配が日一日と濃くなっている。
バンナ公園では、ススキのほか、イネ科の野草が穂を開き、トンボが群舞するなど、秋の到来を実感させる。
植物たちも秋の装いに変わりつつある。初夏に淡い紫色の花を咲かせたセンダンは実が鈴なりになっている。これから12月にかけ、黄色く熟する。(文・写真 南風原英和)