民間シンクタンク「ブランド総合研究所」(東京)が14日発表した、2020年の市区町村魅力度ランキング調査では、石垣市が16位となった。前年の14位から順位を下げたものの、県内では14位の那覇市に次いで人気が高い。
この調査は国内1000の市区町村と47都道府県を対象に6月24日から7月20日までインターネットで実施し、全国の消費者3万1734人から有効回答を得た。認知度、魅力度、イメージなど全84項目から地域の魅力度をランキングした。今年で15回目。
都道府県の魅力度ランキングでは北海道が1位、次いで京都府、3位が沖縄県となった。沖縄は前年から順位を一つ上げた。
主要な評価項目ごとのランキングでは、沖縄は魅力度と観光意欲度、産品想起率(食品)で3位、情報接触度、居住意欲度、産品想起率(食品以外)で5位だった。
市区町村の魅力度ランキングでは京都市が3年ぶり3度目のトップとなり、函館市、札幌市、横浜市が続いた。
那覇市、石垣市以外の県内の自治体は、沖縄市が23位、宮古島市が24位にランキングされた。昨年のランキングでは石垣市が県内自治体ではトップだった。
市区町村別ランキングでは、糸満市が前年から最も魅力度を上げた自治体のトップになった。