患者1人、職員4人が感染 かりゆし関係者計33人に 新型コロナ

 県は20日、石垣市で、かりゆし病院の入院患者1人、職員4人の計5人が新たに新型コロナウイルスに感染した、と発表した。八重山地区の感染者数は計94人、同病院関連の感染者は計33人になった。同病院関係者の検査は20日までにほぼ終え、検査結果は22日までに順次判明する。

 新たに判明した感染者は入院患者が70代男性1人、同病院職員が30代女性、50代男女、60代女性の4人。19日から20日にかけて陽性が判明した。
 入院患者1人はそのまま同病院で入院を続け、職員4人のうち1人は県立八重山病院に入院、3人は宿泊療養施設に入所する。
 同病院関連の感染者33人のうち、同病院入院は5人、八重山病院入院は20人、宿泊療養施設入所は8人になる。
 八重山病院の感染症対応病床数は21床で、現在、増床も視野に調整しているが、今後の状況によってはさらに逼迫(ひっぱく)する可能性がある。
 宿泊療養施設は約50室確保しており、まだ余裕があるという。ただ入所者のケアに当たる人員が不足しており、現在、県職員が通常業務以外で対応しているが、今後の状況によっては「疲弊が懸念される」(県八重山事務所の宜野座葵所長)という。
 院内感染に端を発したクラスター(感染者集団)の広がりを受け、20日から、国立感染症研究所のクラスター対策の専門家2人が調査のため石垣入りした。かりゆし病院、八重山病院にも感染症専門の看護師や中部病院の医師が応援のため派遣された。
 現時点でかりゆし病院関係者以外の感染は確認されていない。だが八重山保健所の国吉秀樹所長は「(ウイルスが)どこから入って来たか分からない」と述べ、引き続き市中感染の発生に警戒感を示した。
 19日には103件、20日には101件の行政検査が実施された。ほとんどがかりゆし病院関係者という。

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