代表に新城幸也を選出 自転車、3大会連続出場 東京五輪

 日本自転車競技連盟(JCF)は4日、東京五輪のロードレース代表を発表し、男子は石垣市出身の新城幸也(36)=バーレーン・マクラーレン=らを選出した。JOC(日本オリンピック委員会)の承認を持って正式に派遣選手として決定する。

 世界最高峰のレース、ツール・ド・フランスで日本勢初を含む7度の完走を誇る新城は3大会連続の出場となる。
 日本は昨年10月時点の国際自転車連合(UCI)国別ランキングなどに基づき、男女のロードレース各2枠と、女子個人ロードタイムトライアル1枠を獲得した。
 日本連盟は、新型コロナウイルスの影響で3月にポイント対象大会が中断されたため、代表選考期間を当初の5月末までから10月17日までに変更していた。
 新城は連盟を通じ「自国開催のオリンピックを自分が現役選手の時に迎えられることは運命だと思っていました。世界が大変な状況下で競技が続けられる自分の環境に感謝し、しっかり準備をして自分の最高のパフォーマンスを発揮するだけです。皆さんも楽しみにしていてください」とコメントした。
 新城は世界最高峰のレース「ツール・ド・フランス」にも出場。
 2012年のロンドンでは48位で完走。16年のリオでは27位の成績だった。
 そのほか男子ロードは増田成幸(37)=宇都宮ブリッツェン=、女子に与那嶺恵理(29)=オアンダジャパン=、金子広美(40)=イナーメ信濃山形=が選ばれた。
 新城と同じく欧州を拠点とする与那嶺は2大会連続の代表入りで、個人ロードタイムトライアルにも出場する。増田と金子は初選出。

プロフィール
 新城 幸也(あらしろ・ゆきや)
12年ロンドン五輪ロードレース48位、16年リオデジャネイロ五輪同種目27位。沖縄・八重山高出、バーレーン・マクラーレン。170センチ、64キロ。36歳。沖縄県出身。

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