マーチングインオキナワ2020(主催・日本マーチングバンド協会沖縄支部)の審査結果が8日発表され、八重山から出場した八重山高校、石垣第二中学校、平真小学校がいずれもベストパフォーマンス賞を受賞。12月の全国大会出場への出場権を得た。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、県大会、全国大会とも今年はビデオ審査。
県大会には16団体が出場。演技の模様をビデオに収録して主催者に送り、審査を受けた。ベストパフォーマンス賞、ベストミュージック賞、ベストビジュアル賞が決まり、ベストパフォーマンス賞10団体のうち7団体が全国大会に推薦された。
平真小マーチングバンド部(東友優部長、37人)はカンムリワシをイメージした「イーグル」をテーマに、カンムリワシが生まれ、成長し、空へ羽ばたくまでを演奏・演技で表現した。
東部長は「いろいろなアクシデントがあったが、とてもいい演技ができた。全国大会に向け、みんなの心を一つにして頑張りたい」と誓った。全国大会には2年連続の出場。
二中マーチングバンド部(武田結菜部長、48人)は「ウィ・ウォント・ストップ」をテーマ、「仲間と駆け上がれ」をサブテーマに掲げた。新型コロナの影響で部活が休みになったり、外部指導者が来れない時間も多かったが、練習時間が少ない中でいい演技をするために模索を続けたという。
武田部長は「不安だったが、今年しかできないショーができて良かった。全国大会でも、3年生を中心に練習成果を見せたい」と意気込んだ。全国大会には3年連続の出場。
八重高カラーガード部(与那嶺華月部長、20人)は「トゥ ビー ワン」をテーマに、一つの目標に向かって部員が頑張る姿をアピールした。与那嶺部長は「県大会は通過点で、目標は日本一。モチベーションも上がっている。全国大会では誰が見ても感動を与えられるショーをしたい」と決意を語った。
全国大会にはほかに、高江洲小、具志川中、西原高、Crоixが推薦された。