7日に沖縄市で行われた第31回沖縄県高等学校郷土芸能大会(主催・県高校文化連盟)の審査結果が9日、公表された。八重山からは八重山高校、八重山商工高校、八重山農林高校の各郷土芸能部が出演、3校とも優秀賞を獲得した。八重山高校は来年8月に和歌山県で開催される第45回全国高等学校総合文化祭への派遣が決定した。
第31回沖縄県高等学校郷土芸能大会は、第44回県高校総合文化祭の一環として沖縄市民会館で行われた。今年は新型コロナウイルス感染防止のため、保護者など一部の関係者のみ入場を許可され、閉会式も行われず、審査結果の公表もオンラインで行われた。
八重山高校は南風原高校と共に県代表として全国大会に派遣される。
顧問の比嘉小百理教諭は「生徒らは頑張って新しい演目を覚えた。努力が報われ、うれしい」とコメント。コロナ禍が終息し「和歌山大会が開会される希望を持ちたい。素晴らしい演技で感動を与えられるよう取り組みたい」と抱負を述べた。
和歌山大会の成績上位校は東京の国立劇場で行われる大会に出場できる。
比嘉教諭は「生徒らは成長している。現状に満足せず、さらなる高みを目指したい」と話した。