新庁舎建設急ピッチ 石垣市 来年10月完成目指す

来年10月完成を目指し、建設工事が急ピッチに進む石垣市新庁舎。一部で赤瓦屋根もお目見えした=11日、石垣市真栄里の旧空港跡地(北東側から撮影)

 旧石垣空港跡地で進む石垣市の新庁舎建設工事は2021年10月の完成を目指し、急ピッチに進んでいる。市契約管財課によると、11月10日時点の進ちょく率は41・7%。一部で赤瓦屋根もお目見えし、工事が順調に行けば来年7月に完成、10月に移転し、開庁式を行う運びだ。

 新庁舎建設は当初、美崎町の現在地で計画されたが、東日本大震災による大津波と、現敷地が津波浸水域にあることから、住民投票で高台にある真栄里の旧石垣空港跡地での建設が決まった経緯がある。
 設計は東京の隈研吾建築都市設計事務所と石垣市の洲鎌設計室がJVで担当。地下1階、地上3階の鉄筋コンクリート造りで、屋根に赤瓦を配し、日差しと風雨を防ぎ、さらに台風や地震災害に強い耐震・耐風設計を取り入れたのが特徴だ。
 また、エレベーターを数多く確保し、バリアフリーを徹底。全ての市民が分かりやすく利用しやすいユニバーサルデザインを随所に配している。
 1階玄関のエントランスホールは、屋根のトップライトから明るい日差しが降り注ぐようになっている。
 来庁者用の駐車場も現在の2倍近い260台が収容可能。庁舎の東西南北に出入り口を設け、隣接する県立八重山病院や防災公園、現在整備中の石垣空港線(バイパス)からアクセスできる。
 赤瓦は本島や本土の業者に発注、約12万枚を使用し、赤瓦屋根が集まる集落のような外観を創出する。
     (南風原英和)

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