玉城デニー知事は20日、県庁で記者会見し、新型コロナウイルスの感染状況について「まぎれもなく第3波と思っている」と述べた。3連休前の20日から12月11日までを「新型コロナ対策の集中実施第1弾」期間と位置づけ、県民に感染防止策を改めて呼び掛けた。
玉城知事は19日の県内新規感染者が3カ月ぶりに50人を超えたことに触れ、「じわじわと上がり、下がっていかない。第3波が来ている警戒心を持ってほしい」と語った。
家庭では「定期的な換気とうがい」「食事前後の手洗い」「高齢、症状のある家族と接する際のマスク着用」を求めた。外食では「固定の席に座り、移動なし」「隣席と1㍍以上の距離確保」「4人以下、2時間以内」を要請した。
来県者からの移入例は「非常に少なく、県をまたいだ移動を自粛する状況ではない」と話した。
県によると、20日の県内新規感染者は40人で累計は3925人になった。