入隊予定者が宮古駐屯地見学 「不安解消」「助け合い理解」

軽装甲機動車で体験搭乗する生徒(石垣出張所提供)

自衛隊沖縄地方協力本部の石垣出張所(岡本知力羅所長)と宮古島出張所(永利誠実所長)が11月14~15日、八重山・宮古島地域在住者の入隊予定者・採用試験受験希望者を対象とした「宮古島部隊研修」を陸上自衛隊宮古島駐屯地と航空自衛隊宮古島分屯基地で実施した。

同駐屯地での入隊予定者らへの研修は初めてで、自衛隊の部隊研修を通じて任務や役割等を理解し、自衛隊を身近に感じてもらおうと企画された。
八重山から15人、宮古島から2人の高校生が参加し、同駐屯地と航空自衛隊第53警戒隊などを訪れた。
このうち駐屯地では施設や装備品の見学、隊員との懇談のほか、軽装甲機動車への体験試乗や隊員食堂での体験喫食も行った。
八重山から参加した金城英音君は「集団生活や上下関係の厳しさに不安があったが、隊員との懇談を通じて解消された。宮古島駐屯地のようなきれいな環境で勤務してみたい」と意気込んだ。
具志堅大樹君は「軽装甲機動車は思ったより乗り心地が良かった」と振り返り、「自衛隊は厳しいイメージだが、助け合いを大事にしていることを理解できた。石垣島にできる駐屯地のイメージが湧いた」と実感した。
岡本所長は「今回の研修で自衛隊のことが少しはイメージできたと思う。この研修が入隊を決めるひとつのきっかけになれば良いと思うし、自衛隊に良い印象を持ってくれたのであれば、ご家族やご友人たちにも伝えてもらいたい」と話した。
空自第53警戒隊の小柳津尚美施設班長は「入隊予定者に対する研修は初めてだったが、自衛隊の良い面も悪い面も知ってもらえる良い機会だったので積極的に受け入れたい」と強調。「地元を護るその先に国防がある。誇りを持って仕事に臨んでもらいたい。迷ったりしても暗い気持ちにならず、(自衛官である前に)素敵な大人になって」とエールを贈った。

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