やきもの祭り始まる 12窯元出店、コロナ対策も 真栄里公園 対面販売に喜び

焼きもの祭りを楽しむ市民ら=12日、真栄里公園

 石垣の焼きもの業者が一堂に会し作品を展示・販売する「第11回石垣島やきもの祭り」が12日から真栄里公園で開催されており、12窯元の作品が出品されている。例年は市民会館中ホールで開催されていたが、新型コロナウイルス対策で、今年は屋外での開催になった。13日午後4時まで。

 祭りは各窯元の作品周知と石垣市の窯業復興・伝統継承を図る目的で毎年開催されている。
 初出店となる「やちむん屋陶花」は、石垣の自然や動物をモチーフにした作品を販売。平良かおり代表は「コロナの混乱がある今こそ、食器選びを楽しんで心にゆとりを持ってほしい。お客さまと顔を合わせて販売ができる喜びを感じている」と話した。
 大川に工房を持つ同店は、市内のお土産店等での卸販売が中心。路面店での販売は久しぶりだという。
 川平に工房兼カフェを構える山口晋平さんのテント前には、開場の午前10時から列が途絶えなかった。山口さんは「実行委員だったので野外実施や延期の調整が大変だったが、初日は晴天にも恵まれた。多くの人の姿が見れてうれしい」と喜びを語った。
 新型コロナの影響でことしは野外開催。各テントに入店できる人数は最大4人までに制限された。毎年祭りを楽しみに訪れるという長田友紀さん(39)は、子ども2人と朝から参加。マグカップ2個と小物入れを購入した。「年に一度の楽しみなので開催されて良かった。焼きものが好きで、ついつい毎年集めてしまう」と答えた。
 来場者は入場時に検温と連絡先の提供、手の消毒とマスク着用が義務付けられた。受付の職員によると、人が集中する時間は一度に入る人数を制限する可能性もあるという。
 例年行われていたお得な「ちゃんぷるーボックス」の販売や抽選で作品が当たる「島の焼き物プレゼント」、「キッズコーナー」の設置はなし。毎回人気のかえる屋によるシーサーづくり体験は実施予定だ。祭りは午前10時から午後4時まで開催され、石垣市プレミアム付商品券の使用が可能。
 今年の開催は先週末を予定していたが、雨天のため日程が変更された。出店者は次の12窯元。
 ▽やちむん屋太郎窯、工房谷池、やまばれ陶房、川平焼凜火、山口晋平、島いろ窯、陶工房天竺、こむ工房、つね吉工房、かえる屋、高林奈央、やちむん屋陶花

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