県や那覇市、飲食業などの関係者は12日夜、県内事業者の新型コロナウイルス感染症対策を調査する目的で巡回キャンペーンを行った。国際通りや那覇市松山地区の店舗を訪れ、感染防止対策が実施されているか確認した。
キャンペーンは県が示した感染防止対策を事業者が順守しているか確認し、実効性を高める目的で行われた。
那覇市で先行実施され、来週は浦添市や沖縄市でも順次実施される予定。
副知事2人や城間幹子那覇市長ら関係者が複数の班に分かれ、店舗を巡回。店舗では、感染防止対策の実施を示す「シーサーステッカー」の掲示や、接触確認アプリの利用状況、座席数などを確認した。事業者や利用者向けのチラシも配布した。チラシは他の市町村にも配布を予定している。
巡回後、報道陣の取材に応じた富川盛武副知事は「県民もルールを守って利用してほしい。今後も継続し、他の市町村にも巡回活動を広げたい。経済とコロナ防止の両立を図りたい」と力を込めた。