繁華街の新型コロナウイルス感染防止対策を徹底しようと、沖縄県、石垣市、県飲食業生活衛生道業組合八重山支部などの関係者7人が23日夕、石垣市美崎町の飲食店を巡回するキャンペーンを実施した。
参加者は県八重山事務所の宜野座葵所長、石垣市の小切間元樹企画部長、県飲食業生活衛生同業組合八重山支部の浦崎英樹支部長ら。
この日訪れた店舗は「源美崎店」「こてっぺん」「花あかり」。入口や施設内に消毒液が設置されているか、会計レジ・カウンターなど客と対面する場所にアクリル板やビニールカーテンなどの遮蔽(しゃへい)があるか、常時換気するなど密閉を避けているか、原則として4人以下での飲食になるよう促しているか―などを確認した。
源美崎店の西里昌史店長は「毎日アルコール消毒や換気などをしているが、それでも恐いというお客さまもいる。さらに徹底的に状況に合わせた対応に取り組み、安心して来られるような環境づくりをしていきたい」と話した。
宜野座所長は「クリスマスや年末年始と、人の集まる機会が多くなることから、気を緩めることなく感染対策に取り組む必要がある」と強調。「取り組みを通じて模範となる感染対策の取り組みをPRし、県内の感染拡大防止対策のさらなる徹底が図られることを期待する」と話した。
県社交飲食業生活衛生同業組合八重山支部、八重山ビジターズビューローも参加した。