石垣市崎枝の赤崎水田(崎枝小学校近く)で26日午前、ことし1期作となる田植えが始まった。他の農家に先駆けて田植えを始めたのは、計1㌶の田んぼを持つ大濱永太郎さん(64)=川平=。大濱さんは「苗の成長も良く、天候にも恵まれている。5月の収穫を成功させて、全国に明るいニュースを届けたい」と意気込んだ。
絶好の田植え日和となったこの日は、昨年よりも3日ほど早い初植えとなった。
大濱さんは田植え機で印をつけたあと、15㌢に育った「ひとめぼれ」の苗を約1時間かけて丁寧に植え付けた。この日で3カ所の田んぼ全てに植え付けを終えるという。
「年末は寒くて不安もあったが、予想よりも良い苗ができた。収穫は5月20日ごろを予定している。豊作を願う」(大濱さん)。
大濱さんは自身の農地以外にも、作り手がいなくなった土地を借り入れて、米やサトウキビなどを栽培している。