参加者全員にPCR検査へ 成人式、帰省者は2回 石垣市

石垣市は新型コロナウイルスの感染拡大を水際で阻止するため、3月21日に予定している成人式の参加者全員にPCR検査を実施する方針を決めた。島外からの参加者には、帰省直後と5日後の2回検査を実施し、万全を期す。費用は全額市が負担する。2日の市議会(平良秀之議長)臨時会で、検査費などを盛り込んだ一般会計補正予算が可決された。
市教育委員会によると、市出身の新成人は約550人で、うち500人は島外在住。成人式に参加するのは新成人の約6割と見込んでいる。
感染が拡大している首都圏などから帰省する新成人もおり、地元の美容室からは不安の声も上がっている。市は、帰省する新成人が感染を広げることを防ぐため、島内在住者も含め、成人式参加者全員の検査が必要と判断した。
検査は島外からの参加者に帰省直後と5日後の2回、島内在住者には1回受けてもらう。帰省者に間隔を空けて2回検査を受けてもらうのは、感染防止をより確実にするための専門家のアドバイスだという。
ただ島外からの参加者であっても、帰省が成人式1週間前の3月15日以降である場合は、検査は1回のみとする。
検査は15日からドライブスルー方式で行う。場所はかりゆし病院。土日も含め毎日午後1時から、1日50人程度を予定している。検査時間は約5分で、夕方には結果が判明する。
市教委は今月中旬から新成人の実家に往復はがきを送り、石垣島への帰省日、検査希望日などを確認する。はがきには検査の受検証明書が添付されており、検査を受けた際にスタンプを押してもらう。成人式の会場には、証明書を持参しないと入場できない。
検査希望日などは往復はがきのほか、インターネットや電話でも市に回答できる。市は22日までの回答を呼び掛ける。
検査費用は1回1万5000円で、市は補正予算に600回分の検査費など約920万円を盛り込んだ。
成人式は1月4日に開催される予定だったが、新型コロナ感染拡大のため延期された。

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