きょう旧正「予防徹底を」 新規感染13日連続ゼロ 新型コロナ

県は11日、八重山で新型コロナウイルスの新たな感染者は確認されなかった、と発表した。八重山で新規感染者の発表がないのは13日連続。2週間近く新規感染者が出ていないことで、八重山の感染状況は沈静化の方向に向かっていることが鮮明になった。ただ12日は旧正月で、高齢者などの生年祝いを行う家庭もある。県などは改めて、同居家族以外との会食自粛など、感染予防策の徹底を呼び掛けている。
八重山の新規感染者ゼロが続いていることについて、八重山地区医師会の上原秀政会長は「宮古島や、県全体でも感染者は減少傾向にある。感染のピークを越えつつあるのでは」と話す。一般的に感染症の流行は冬場に拡大し、暖かくなると下火になると指摘する。
今後については「5月くらいに一般住民向けのワクチン接種が始まると、収束に向かうと思う」と予測した。
石垣市では一時、県立八重山病院の患者数が感染症対応病床数(13床)を超え、医師らが医療崩壊の危機を訴える事態になった。
その後、新規感染者は減少に転じ、1月30日以降はゼロが続いた。10日現在の同病院の入院者数は1人。徳洲会病院にも1人が入院しているが、療養者数ゼロも視野に入りつつある。
中山義隆市長は「市中感染は収まりつつある」との見方を示している。ただ旧正月を控え、11日、ツイッターで「生年祝いをされるご家庭で島外からの来島者がいる場合は、その方との会食はお控えください。また生年者(85歳、97歳)との接触はマスク着用、短時間で済ませ、手指消毒の徹底をお願いします」と求めた。
市は旧正の恒例行事となっている生年祝いを9月に延期した。竹富町黒島の旧正大綱引きは中止になった。

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