豊年祭シーズンの最後を飾る、与那国島祖納豊年祭(主催・祖納自治公民館連絡協議会)が5日、十山御嶽で開かれ、東・西・嶋仲の各公民館による棒術や太鼓、与那国島独特のドゥンタなどを住民たちが楽しんだ。今年は西暦偶数年のため、大綱引きは行われなかった。
行事は早朝の祈願でスタート。午前9時からは恒例のみこしパレードが行われ、集落内を練り歩いた。
祝賀会は午後2時からは十山御嶽で始まり、外間守吉与那国町長は「離島活性化交付金を活用し、(キビ刈りに訪れる)援農隊の宿舎を整備するめどがついた。観光業のみなさんとも協力しながら、新規就農者受け入れや与那国島マラソン時の宿不足解消などに活用していきたい。毎年言っている通り、与那国のキビ生産高は、人口が同程度の多良間村と比べ、3分の1にしかならない。農家のみなさんのさらなる奮起を」とあいさつした。
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