平久保小が来年度休校 転校で児童在籍ゼロ

平久保小の休校方針が説明された市教委定例会=18日午後、市教委

石垣市立平久保小学校(宮里満男校長)が2021年度に休校することが分かった。児童の在籍数がゼロになるため、教職員の配置ができなくなった。天久朝市教育部長が18日、市教委定例会で報告した。
市教委によると、現在、同校には4人が在籍しており、うち1人は来年度、中学校へ進学する。残る2世帯の3人が来年度の在籍児童となる予定だったが、昨年11月、2世帯の保護者から市教委に転校の申し出があった。
その後、保護者と地域、学校との間で意見交換が行われ、その場でも保護者から転校の意向が伝えられた。
保護者は「子どもが成長する過程で、集団での教育を受けさせたい」との考えで、今年1月、市教委に正式に転校の申請があり、承認された。
これを受け、今月5日には市教委が同校に校区内の公民館長を招き、来年度の休校方針を説明した。県教育委員会にも来年度の児童数がゼロになることを報告した。
22年度以降、児童の入学が見込まれるようであれば、学校の再開も検討する。天久部長は「今後の学校のあり方を議論する必要がある。学校や地域の意見も聞いて判断したい」と述べた。
休校中も草刈りや教室の換気、台風などの被害調査を行うため、環境整備員と警備員を配置する。
教育委員からは、移住者に学校をアピールするなど、学校の再開に向けた方策を検討するよう求める声が出た。
平久保小は石垣島最北端の小学校で、過疎化の影響で児童は減少傾向だった。

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