医療従事者 来週接種開始 ワクチン、八重山初搬入 新型コロナ 

 新型コロナウイルスのワクチンが4日午前、県立八重山病院に初めて搬入された。来週から医療従事者への優先接種が始まる。3市町によると、八重山地区の医療従事者は約1600人。4月以降は65歳以上の高齢者を皮切りに、一般人への接種も予定されており、医療関係者は「多くの人が接種を受け、集団免疫が獲得されることが新型コロナの収束につながる」と期待する。

 この日届いたワクチンは1箱で、米ファイザー製が195本入っている。通常の注射器だと1本から5回、特殊な注射器だと1本から6回接種できるため、接種可能なのは975人~1170人。ただ関係者は「特殊な注射器が八重山にあるとは聞いていない」と話しており、接種可能なのは975人と見られる。
 3市町によると、医療従事者は石垣市約1500人、竹富町139人、与那国町25人程度。医師や看護師だけでなく、患者を救急搬送する消防団なども含まれる。
 ワクチンの分量の関係で、来週から始まる優先接種を受けるのは、感染者の入院を受け入れている医療機関のスタッフなどが中心になる見通し。
 ファイザー製ワクチンは3週間おきに2回接種を受ける必要があり、来週に追加分のワクチンが届く。さらに今月第4週と第5週にもワクチン搬入が予定されている。
 石垣市、竹富町の医療従事者は八重山病院で接種を受けると見られる。与那国町に関しては石垣市か沖縄本島から接種のために医師が来島する可能性があるが、町は「どういう方法での接種になるのか、まだ県から連絡は受けていない」としている。
 ファイザー製ワクチンはマイナス75度での保管が求められており、4日届いたワクチンは八重山病院のディープフリーザー(超低温冷凍庫)に納められた。

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