止まらない勢いで成長 70店舗、野菜販売も初 石垣マルシェ

今回新設したゆんたくスペース。家族連れなどで賑わった=14日午後、真栄里公園

ハンドメイド製品とフリーマーケットが一体となったイベント「石垣マルシェ」が14日、真栄里公園で開催され、過去最大となる70店舗が出店した。毎月開催され今回で5回目だが、野菜販売店舗の初参加やゆんたくスペースの新設など、止まらぬ勢いで大規模イベントに成長してきている。
フローズンフルーツ加工販売を行う「KOPPARI(コッパリ)」の宇根和孝さん(25)は、新型コロナの影響で流通が低迷した島産のフルーツを瞬間冷凍技術で新たに商品化し販売している。
今回は出店にあたり、知人の9農家にも話を持ちかけ、キャベツ、ミニトマト、サニーレタス、ゴーヤなども販売。「石垣島の自然をフルに活用した持続可能な島にしていけたら」とPRした。
キッチンカーで中華料理を提供する、琉球チャイニーズキッチン「結福(ゆいふく)」の末友寛さん(44)・桃子さんの夫婦は初出店。
本格的な販売は20日の春分の日からだが、少し早めのお披露目として、この日は魯肉飯(ルーローハン)や大鶏排(ダージーパイ)などを提供した。
寛さんはホテルオークラ東京で料理長をしていた経験もあると言い、「20日からは自家製島豆腐と石垣牛を使った本格的な四川麻婆豆腐も準備しています!」とPRした。
「鮨・島居酒屋じごろ石垣」の岩田亮太店長(35)は、黒島産の生アーサを使用したキムチを携えて出店し、「ご飯にも肴にも合い、調味料としても使えます!」とPR。
店は昨年3月末にオープンしており、「島の食材はもちろん、島では食べられないような食材も使い、島の方々に愛されるお店を目指しています!」と笑顔を見せた。
主催者の高橋麻衣子さん(39)は「島で1番盛り上がっているイベントという声も頂き、回を重ねるごとに成長し、反響も大きく、やりがいを感じている。次回は80~90店舗にして、島をさらに盛り上げるお手伝いができれば」と話した。

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