海警と巡視船「あわや衝突」 市議が現場の攻防語る 尖閣周辺

尖閣諸島周辺を航行する巡視船と中国海警局船=2日(仲間均氏提供)

尖閣諸島周辺海域に出漁した八重山漁協所属の漁船「鶴丸」が3日夜、石垣島に戻った。乗船した石垣市議の仲間均氏(71)によると、領海侵入した中国海警局船が「鶴丸」に接近しようとしたが、海保の巡視船がガードしようと間に割って入り、ほとんど衝突寸前だったという。仲間氏は「(漁船を守るという)海保の本気度を感じた」と話した。
「鶴丸」には仲間氏ら3人が乗船し、2日正午ごろ尖閣周辺海域に到着。仲間氏によると、中国海警局の「海警6402」「海警2502」の2隻が既に待ち構えており、ただちに「鶴丸」の追尾を開始したという。
「鶴丸」は北小島、南小島の周辺を移動しながら操業したが、海警局船の追尾は続いた。海警局船は一時、「鶴丸」まで約40㍍の距離まで接近した。海保の巡視船「ながやま」が、海警局船を阻止しようと「衝突したかと思った」というほどの勢いで割って入ったという。
海警局船は3日午後3時ごろまで「鶴丸」を追い続け、追尾時間は約27時間に及んだ。海保の巡視船が「鶴丸」のガードを続けた。「鶴丸」の水揚げは約150㌔だった。
仲間氏は「中国は完全に尖閣を乗っ取りに来ていると感じた」とした上で「尖閣で獲れた魚をブランド化することで、多くの漁師が周辺海域に行くようになる。海保は大変かも知れないが、今後も尖閣周辺に行く」と強調した。

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