コロナ禍越え60年の節目 日本最南端の石垣RC

20年以上継続会員として表彰された会員ら=4月30日午後、ANAインターコンチネンタル石垣リゾート

 日本最南端のロータリークラブである石垣ロータリークラブ(森田安高会長、会員46人)の創立60周年記念式典が30日午後、市内ホテルで開かれた。森田会長は「歴代の会長、役員のおかげでこの日を迎えることができた。開催に協力した全ての人に感謝する」と述べ、今後の活動に向け決意を新たにした。

 昨年はコロナ禍による委員会の延期などが続き、会員同士の意思疎通に困難を極めた日々が続いた。森田会長によると「ウェブを活用するなど、どんな形でも開催することに意義を感じた」という。
 式典では、プロジェクターを用いて同クラブの60年の歩みを振り返った。中山義隆石垣市長やロータリー関係者など、多くの来賓が駆け付けた。
 20年以上継続会員として表彰を受けた米盛博和さんは「入会以来、日々誇りを持って活動してきた。支えてくれた家族や、出会えた会員のおかげ」と受賞を喜んだ。
 国際ロータリー第2580地区の野生司義光ガバナーは「石垣ロータリークラブは平均年齢が58・5歳と非常に若く、今後の活躍に期待している。式典開催には、決断と多くの対策が必要だっただろう。実施を誇りに思う」と祝辞を述べた。
 同クラブは1962年3月、那覇ロータリークラブをスポンサーに、県で2番目のクラブとして創立。
 離島無医地区の無料診察実施(65年)、台湾省台東RCと友好クラブ終結(91年)、阪神大震災チャリティーコンサート&義援金(95年)、ラオス小学校建設プロジェクト資金協力(2002年)など、さまざまな奉仕活動に取り組んできた。
 前木繁孝60周年記念実行委員長は「社会情勢が変化する中、会員の強い意志と地域の協力で歴史を刻んできた。姉妹クラブ・友好クラブと情報交換し、最南端のクラブとしてさらなる発展を目指す」と強調。
 中山市長は「歴代の会員のたゆまぬ努力と熱意に感謝する。市も同クラブと手を携え、しっかりと歩みを進めていく」と期待した。
 式典は参加者全員がPCR検査を受検するなど、感染対策を徹底しての開催だった。

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