三つどもえの戦い濃厚 告示まで3カ月切る 与那国町長選

 8月3日告示、同8日投開票の与那国町長選は告示まで3カ月を切り、町議会議長の前西原武三氏(67)=自民公認、前議長の糸数健一氏(67)、元町職員の池間龍一氏(70)の3人による争いの構図が固まりつつある。4期で勇退する外間守吉町長の路線が継承されるかが最大の争点。3陣営とも経済振興策など独自の政策を掲げ、水面下で徐々に支持拡大を図っている。

 前西原氏は外間町長から後継者として推薦され、現町政の路線を継承する。保守系町議3人の支持を得て、町議8期の実績を背景に、保守層を中心とした地盤固めを進める。
 政策実現に向け、国とのパイプなども生かす考えだ。外間氏は後援会長として前西原氏を支える。
 前西原氏は取材に「人口を増やすことを第一に、住み良いまちづくりを目指す。住宅の確保、耕作放棄地の解消など、定住条件を整備したい」と意欲を示した。
 前回町長選に続く出馬となる糸数氏は町政刷新を目指す。保守系、革新系町議5人の支持を得た。後援会長は保守系の元町議の崎原孫吉氏。
 糸数氏は町議を3期務め、現在は自衛隊協力会長。革新系の崎原正吉氏が後援会副会長として陣営に加わるなど、保革の垣根を超えた運動体を構築しつつある。
 糸数氏は取材に「スローガンは与那国再生と創生。自衛隊以外の民間の人口をどう増やすかを争点にしたい」と強調した。
 池間氏は町議などを経て町職員になり、総務課長などを歴任した。町長選では保革にこだわらず、政策本位の主張を繰り広げている。
 町長選に向け、取材に「地球温暖化などの問題が深刻化している中で、地産地消を定着させ、食の自給率100%を目指す。語学教育に力を入れ、介護職員の確保と必要な支援を実施する」と抱負を語った。
 自宅に事務所を開設し、街頭演説などの活動を通じて政策をアピールしている。
 前西原氏は7月ごろ町議を辞職する意向で、町長選と同時に町議補選も行われる。前西原陣営、糸数陣営が候補者を立てる方針だが、現時点で人選は未定。

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