2月20日告示、27日投開票 現職4選出馬か、野党も対抗 石垣市長選

市長選の期日を発表する市選管の辻野委員長=7日午前

 石垣市選挙管理委員会(辻野ヒロ子委員長)は来年の任期満了による石垣市長選について、2月20日告示、同27日投開票の日程を決めた。市長選には現職、中山義隆氏(53)が4期目を目指す公算で、野党も今後、対抗馬の擁立作業を本格化させる。

 中山氏は市議会3月定例会で、1期目の公約だった多選自粛条例を制定しないと表明。事実上、4期目に意欲を示した。与党内も現時点では4選容認が大勢を占めている。
 保守陣営は今後、候補者選考委員会を設置して人選を進めると見られ、中山氏が最有力候補となる見通し。
 野党は今後、市民団体や労組などの支持組織も含め、革新陣営の態勢づくりや政策のすり合わせに入る。候補者選考委員会を設置して具体的な人選を進めると見られる。
 野党市議の1人は「6月議会あたりから動き出すのではないか」と見るが、選挙戦では知名度で勝る現職に挑むことになるため「動きが遅い」と焦りの声も聞こえる。
 1月の宮古島市長選では、保革共闘で擁立された新人が保守系現職を倒した。野党も宮古島市の事例に強い関心を示しており、あえて革新系ではなく、保守中道の候補者を立てるべきとの主張もある。
 保革共闘が期待できる候補者として、市議会の中立会派「未来」で現市政に是々非々の立場を示す保守系市議の箕底用一氏(40)らの名前が挙がっている。箕底氏は7日、取材に対し「私一人で決められる問題ではない」と明言を避けた。
 ただ野党内では箕底氏に難色を示す意見もあり、野党候補の擁立には紆余曲折がありそうだ。
 市選管は6日の会合で、市長選が十六日祭や中学・高校の卒業式に影響を与えないよう日程を検討し、期日を決めた。
 辻野委員長は市長選期日を発表した7日の記者会見で「選挙権が歳以上に引き下げられたが、全国の若者の投票率は悪く、より啓発が必要」と指摘。「来年は市長選挙を皮切りに選挙イヤーになる。今年度は明るい選挙推進協会と協力しながら啓蒙活動に頑張っていきたい」と述べた。
 市長の任期満了は来年3月19日。

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