GWの感染拡大止まらず 市長「飲み会など自粛を」 変異株の影響も懸念 新型コロナ

新型コロナの感染拡大を受け、行動自粛を呼び掛ける曽根所長、中山市長、境田院長(左から)=13日夕、市役所

石垣市で、ゴールデンウィーク(GW)の人の往来に由来する新型コロナウイルス感染拡大が止まらない状況になっている。中山義隆市長は13日、市役所で記者会見し「まん延防止等重点措置」期間中、多数での飲み会や飲食を伴う会合を自粛するよう呼び掛けた。GW期間中の感染者の発症は今後も続くと見られ、通常より感染力が強い変異株の影響も懸念される。
今月の感染者は13日現在で51人。このうちGW明けの6日以降だけで49人の陽性が判明している。
中山市長は、感染拡大が続けば医療崩壊につながりかねないとして「『重点措置』期間中は午後8時以降、飲食店の利用をしないなど行動に注意してほしい。バーベキューでの感染も確認されており、屋外でも感染防止策の徹底をお願いする」と求めた。
発熱などの症状が出た場合は、直ちに市の新型コロナ相談外来に連絡し、医師の指示に従ってPCR検査を受けるよう要請。「『重点措置』期間中に今回の波を抑え込みたい」と訴えた。
市の産業医で医療アドバイザーの境田康二かりゆし病院長は「年末年始の感染拡大の際もPCR検査の陽性率は10%くらいだったが、きょうは30%くらいになった。非常に危険な状況で、ここまでくると市中感染を考えないといけない。この2週間の行動自粛がカギになる」と危機感をあらわにした。
境田氏によると、観光従事者の感染が従来より目立っている。「変異株で今まで以上に感染しやすくなっていることが起きているのかも知れない」と指摘した。
県立八重山病院の入院患者は15人、宿泊療養施設の入所者は29人に増加した。徳洲会病院にも8人が入院している。
県八重山事務所の曽根淳所長は「このペースで感染者が増えると、病院も療養施設も非常に厳しい状況になる。病院や施設に入れなかった人の病状が自宅で急変するようなことがあってはいけない」と述べた。
市新型コロナ相談外来は℡070・1470・2790、070・1470・2813。毎日午前9時から正午まで。

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