【金波銀波】今年90歳を迎える母親が…

 今年90歳を迎える母親が新型コロナウイルスのワクチンの1回目を接種した翌日、38・7度の高熱が出たと聞いていたので不安があったが、65歳の高齢者枠でワクチン接種を受けた。ワクチンに関するさまざまな情報が飛び交っている中、心の内はあまり穏やかではなかった◆大げさではあるが治験者となった気持ちで、接種会場である総合体育館メインアリーナに向かった。会場に着くと、すぐに受け付けが見つかり、スムーズにことは運んだ。沖縄本島から派遣されている県医師会の医師に健康状態を告げると、問題ないとして早速ワクチンを接種された。通常の注射を打つ感触よりも軽い。注射針も細いように思える◆あっという間の出来事で拍子抜け。その後、15分会場内の決められた場所で時間が過ぎるのを待つ。副反応を警戒した措置だが、意外にもこの15分は長く感じた◆自分では大丈夫だと思っているが、万が一全身性のアレルギー反応が引き起こされ、血圧の低下や意識状態の悪化した状態であるアナフィラキシーが生じたらと考えると落ち着かなかった◆結局、何事もなく会場を出た。入場してから出るまで約30分。2回目は3週間後で、高熱が出るなど体調が悪くなる人が多いと聞く。本番はこれからだ。

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