飲食店ほとんど休業 美崎町、人通り少なく

市街地は閑散としていた=5月31日午後5時ごろ、美崎町

 新型コロナウイルスの感染急拡大が止まらない石垣市。独自の「非常事態宣言」が出た5月31日、歓楽街の美崎町周辺は閑散としており、飲食店の店舗はほとんど休業していた。県は政府の緊急事態宣言期間中、酒類やカラオケを提供する飲食店に休業を要請し、県民には外出自粛、学校の部活動の休止などを呼び掛けている。
 この日の美崎町では、観光客らしき姿はほとんどなかった。店を清掃していた居酒屋勤務の男性は「周辺の店はほぼ休業している。ランチに営業しているところもあるが、夜はとても静か」と話した。
 緊急事態宣言発令初日は営業し、店主が「今後は客の入りを見て営業を検討する」と話していた飲食店は、この日は休業していた。
 一方、美崎町から離れた地域では、午後8時以降も営業していたり、酒類を提供している店舗もある。
 ユーグレナモールで飲食店を経営し、現在は休業要請に応じている女性店主は「仲間が『スタッフを守るためなら罰金を払ってでも営業を続ける』と言っていた」と話す。「気持ちも分かるが、正直やめてほしい」と複雑な心境を明かした。
 市内で休業要請に応じていない店舗の数は10数店舗と見られるが、県が委託業務を通して状況を確認している最中だという。
 石垣市は県と連携して2日から、要請に応じていない店舗を巡回し、営業時間短縮や酒類提供の自粛を呼び掛ける。

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