豊年祭の奉納芸能中止 2年連続、伝統継承に不安 四カ字

四カ字の豊年祭ムラプール(資料写真)=2019年7月26日

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、四カ字・双葉自治公民館連絡協議会(会長・金城文雄新川字会長)は7月24、25日に開催される豊年祭の規模を縮小することを決めた。5日、各字会長らが大川公民館で記者会見し、発表した。オンプール、ムラプールとも神事のみを執り行い、奉納芸能は中止する。規模縮小は2年連続となる。

 行事の方針は➀豊年祭の趣旨を生かし神事を中心とした祭りとする➁関係者(少人数)を主体に行事の充実を図る➂祝典・巻き踊り奉納・五穀の種子授けの儀・アヒャー綱・綱引きなどは中止する➃旗頭奉納については感染対策を徹底し、各字で対応する➄若年層の感染が拡大傾向にあり、太鼓隊は編成しない➅細部については、各字会で計画する―の6項目。旗頭の扱いは各字会に任せる。
 石垣市でも感染拡大が広がっているため、綱引きの準備期間や奉納芸能の練習などを考慮し、早い段階での縮小決定となった。感染防止の観点から3密を回避する措置を講じた対策は困難であると判断した。
 金城会長は「非常に苦しい選択だった。伝統行事を2年間できないということは継承していく意味でも不安を抱かざるを得ない。既に役職を予定されていた人にも発表の場が提供できず申し訳ない思い」と心境を語った。
 オンプールでの農家表彰は行われる方針で、表彰者へは事前に伝達し、後日表彰品が届く予定。

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