尖閣の漁ライブ配信計画 「一般の人も支援通じ参加を」 400万円CF 仲間均・石垣市議

 石垣市議の仲間均氏(71)が10日、尖閣諸島での漁の様子をライブ配信するため、インターネットで400万円の支援を募るクラウドファンディングを開始した。機材の整備、通信費、燃料費などに活用する考えで、仲間氏は「一般の人も支援を通じて尖閣諸島での漁に参加してほしい」と呼び掛けている。
 支援が集まれば8月末までに漁の様子をライブ配信する。周辺海域では中国海警局船が常時航行しており、仲間氏のスタッフは「ライブ配信を通じて国民が監視することで、中国船による威嚇行為や拿捕(だほ)の試みを防ぎ、安心安全な漁につなげたい」としている。
 仲間氏側が通信会社に問い合わせたところ、尖閣周辺海域からのライブ配信は技術的には不可能ではないが、通信が遅くなったり、通信料が高額になる可能性があると指摘されたという。
 何らかの事情でライブ配信ができない場合は、日を改めて別の場所から仲間氏がライブ配信する。
 支援は30日までクラウドファンディングのサイト(https://readyfor.jp/projects/senkaku)で受け付ける。締め切りまでに目標金額を達成しない場合は全額返却する。

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