石垣市は5日、新型コロナウイルスワクチンの一般接種開始に向け、35歳~64歳への接種券配達が始まったと発表した。19歳~34歳への接種券発送は20日ごろの予定。このうち夏休み期間中にオープンキャンパスに参加する高校生や、豊年祭、旧盆などの地域行事に参加する人など、特別な事情がある市民には、申請に基づいて接種券を先行配布する。
一般接種の予約は7日午前9時から受け付ける。当初は5日開始予定だったが、接種券の配達スケジュールに遅延が生じたため、公平を期すため日程を変更した。
12歳~18歳の集団接種の予定はないが、高校3年生が夏休み期間中にオープンキャンパスに参加する場合など、早めの接種を希望する場合は、保護者が接種券の先行配布を申請できる。窓口は健康福祉センターで、接種券は即日発行されるが、受け取りに来る保護者の本人確認ができる書類が必要。申請期間は6日から当分の間。
豊年祭や旧盆などの地域行事で祭事に関わる34歳以下の市民には、公民館単位の申請で接種券を先行配布する。申請期間は6日午前9時~9日午後5時で、申請様式は市ホームぺージに掲載する。提出先は健康福祉センター。
仕事の出張などの理由で早めの接種を希望する34歳以下の市民にも、申請に応じて接種券を先行配布する。申請様式はホームページに掲載する。申請期間は7日午前9時から9日午後5時。提出先は健康福祉センター。13日午後1時以降に同センターで接種券を渡すが、受け取りの際には本人確認ができる書類が必要。
接種場所は市の集団接種会場か、かりゆし病院、徳洲会病院などの各医療機関での個別接種となる。
一般接種は9日から市総合体育館メインアリーナで始まる。