第十一管区海上保安本部によると、28日午前5時ごろから9時ごろにかけ、尖閣諸島(石垣市登野城尖閣)周辺の領海外側にある接続水域に中国海警局の船4隻が相次いで入った。尖閣周辺で中国海警局船が航行するのは19日以来、9日ぶり。
4隻は、機関砲のようなものを搭載した「海警1305」のほか「海警1401」「海警6303」「海警2502」。海保の巡視船が領海に入らないよう警告している。
中国政府は尖閣諸島の領有権を主張するため海警局の船を尖閣周辺に派遣。海警局の船は19日まで過去最長となる157日連続で尖閣周辺を航行していたが、台風6号の接近で避難していた。