きょう告示、3氏出馬へ 現町政継承や経済振興争点 与那国町長選

 任期満了に伴う与那国町長選が3日、告示される。自民公認、公明推薦で前町議会議長の前西原武三氏(67)=久部良=、いずれも無所属で元町議会議長の糸数健一氏(67)=祖納=、元町議の池間龍一氏(70)=同=の三つどもえの争いとなる見通し。4期16年の外間町政路線の継承の是非や経済振興策などが争点となる。投開票は8日。

 前西原氏は外間町政の継承を軸に、人口減少対策としてI・Uターン者用の住環境の整備を訴える。観光客を受け入れる宿泊先を確保し、首都圏との直行便開通を提唱する。耕作放棄地問題の解消など農水産業の振興にも取り組む。
 自民公明の基礎票を中心にに保守中道票を固め、自衛隊票も取り込みたい考え。
 糸数氏は政治の責任で与那国を「再生」「創生」し、島の発展につなげていく考え。
 町民所得向上や町民サービスの向上などで経済全体のパイ拡大を主張する。町を誰に託すべきか、誰が政策を実行するに足る人物かを訴えていく。保革共闘の姿勢で、浮動票や保守票をどれだけ取り込んでいけるかが鍵となる。
 池間氏は偏りのないバランスの取れた町政運営を目指す。疲弊した1次産業を支え、5年後、10年後を見据えた「エコでロハスでスローな町づくり」をスローガンにする。食糧自給率の向上、地産地消の推進や6次産業化を強調。
 ゆりかごから墓場まで安心して暮らせる町にと訴え、政策の浸透を目指していく。
 町長選と同日程の補欠議員選(欠員1)にはいずれも無所属新人で漁業者の市成寿次氏(31)=久部良=、会社経営の阪口源太氏(44)=比川=が立候補を表明している。
 町選管によると、8月2日時点の有権者数は1326人(男性727人、女性599人)。

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