町政継承か、路線転換か 三つ巴激戦、きょうゴール 与那国町長選

任期満了に伴う与那国町長選は8日投開票される。自民公認・公明推薦で前町議会議長の前西原武三氏(67)=久部良=、いずれも無所属で元町議の池間龍一氏(70)=同=、元町議会議長の糸数健一氏(67)=祖納=の3人が激しい選挙戦を展開した。開票は午後8時から始まり、同9時半~10時ごろに当落が判明する見込み。
4期16年の外間町政路線の継承の是非や地域・経済振興策などが争点。新型コロナウイルス対策として「密」を避けるなど、各陣営は細心の注意を払いながら選挙戦に臨んだ。選挙戦最終盤は、台風9号の与那国接近により、悪天候の中での選挙戦を余儀なくされた。
前西原氏は外間町政の継承を軸に、8期31年の町議としての実績をアピール。人口減の歯止めとしてI・Uターン者用の住環境の整備や耕作放棄地の解消などを訴えてきた。
町政の路線転換を掲げる糸数氏は、与那国の再生と創生をテーマに、一部の人の利益ではなく、町全体の雇用創出と所得向上を目指していくと主張。町民1人当たり5万円の給付金の支給も明言している。
池間氏は独自の視点で地球温暖化対策や地産地消を推進するために6次産業化の着手など、実現可能な政策を掲げている候補は自分一人だと訴えてきた。
町選挙管理委員会によると、当日有権者数は1326人(男性727人、女性599人)。有権者数の47・6%にあたる632人が7日までに期日前投票した。
3陣営は7日夜、それぞれの選対本部前で打ち上げ式を行い、支持者を動員して選挙運動を締めくくった。
投票場所は町構造改善センター、久部良多目的集会施設、比川多目的集会施設の3か所で、午前7時から午後7時まで行われる。

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