第十一管区海上保安本部によると、19日午後4時ごろから、尖閣諸島(石垣市登野城尖閣)魚釣島と南小島周辺の領海に中国海警局の船4隻が相次いで侵入。約2時間後の5時58分ごろまでに相次いで領海を出た。中国海警局船が尖閣周辺で領海侵入したのは7月14日以来で、今年31日目。
4隻は、機関砲らしきものを搭載した「海警2103」のほか「海警1301」「海警2302」「海警6402」。領海侵入中、海保の巡視船が領海からの退去要求と中国船の進路規制を繰り返し行った。
4隻は午後6時現在、魚釣島と南小島周辺の領海外側にある接続水域で航行を続けている。