女性パイロットをメジャーに ラジオ出演でエール ANAの堀尾さん

ANAウイングス女性パイロットの堀尾副操縦士(中央)と小津機長(右)、FMいしがきの花城智子事業本部長=14日午後、FMいしがきサンサンラジオ

 ANAウイングス㈱の女性パイロット・堀尾聡子副操縦士(27)が14日、FMいしがきサンサンラジオ「空色カフェ」の収録に参加した。「パイロットという職業が女性の中でメジャーになってほしい」と語り、島の子どもたちにエールを贈った。

 東京都巣鴨出身、副操縦士として3年目になる堀尾さん。ANAを舞台にしたドラマ「GOOD LUCK‼(グッドラック)」に憧れてパイロットを目指した。
 訓練を全て国内で行う法政大学の航空操縦学専修に入学。口述試験やTOEICに向けて猛勉強に励んだ。最も苦労したのは、大学で取得する小型機の操縦免許だったという。
 現在ANAグループで活躍する女性パイロットは約40人。全国的に見ても、エアラインパイロット約5700人のうち120人ほど。
 堀尾さんは「男性よりも手足が短いため最初の操縦訓練は苦労したが、筋力の差はほとんど感じていない」と語る。そのうえで「パイロットになりたいという強い気持ちがあれば誰でも乗り越えられる」と未来のパイロットたちに激励のことばをかけた。
 この日の収録には、全日本空輸㈱の小津伸一郎機長とANAウイングスの東盛和市機長も参加した。
 小津機長は「女性パイロットは最近増えてきた。空港内を歩いていたり、機内アナウンスで話す姿に喜ぶお客さまも多い」という。
 石垣市出身で、2~3カ月に一度堀尾さんと一緒に乗務するという東盛機長は堀尾さんについて「はっきりと意見を言う聡明な子。次の訓練に向けて覚えることも多い時期だが、毎回、復習と準備をしっかりやってくる」とその人柄に触れた。
 堀尾さんは今後の目標について「まずは自分が担当する便にしっかり向き合い、人として、パイロットとしてのスキルをあげる。お客さまや地上スタッフ、管制官の皆さん、キャプテンに感謝の気持ちを持って乗務したい」と決意を新たにした。
 「空色カフェ」は空の仕事内容や魅力を紹介するコーナー。同回の放送は10月中旬を予定しており、日程の詳細はFMいしがきサンサンラジオのホームページで近日配信される。

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