中国船4隻が領海侵入 交代直後、今年35日目 尖閣海域

第十一管区海上保安本部によると19日午前10時ごろから、尖閣諸島(石垣市登野城尖閣)周辺の領海に中国海警局の艦船4隻が相次いで侵入し、約1時間半後の11時28分ごろから領海外側の接続水域に出た。中国海警局の艦船が尖閣周辺で領海侵入したのは8月30日以来で、今年35日目。
 4隻は、機関砲のようなものを搭載した「海警1305」のほか「海警1302」「海警2301」「海警6304」。18日、それまで接続水域を航行していた別の4隻と交代した。海保の巡視船が監視警戒を続けている。
 4隻は午後3時現在、大正島周辺を航行している。中国艦船が尖閣周辺を航行するのは6日連続となった。

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