【金波銀波】台湾情勢が緊迫化している。…

 台湾情勢が緊迫化している。中国の習近平国家主席は「(中台)統一という歴史的任務は必ず実現しなければならない」と言明。中国軍機を台湾の防空識別圏に多数進入させ、軍事的威嚇を強めている。これに対し台湾の蔡英文総統は「主権を確保し国土を守る」と、一歩も退かない構えだ◆「中華民族の偉大な復興」を掲げる中国共産党政権は「戦狼(せんろう)外交」と呼ばれる攻撃的な外交を展開。南シナ海、香港に続き、その触手がいよいよ台湾にも及び始めた◆中国は石垣市の尖閣諸島を「台湾に付属する島々」と呼ぶ。いずれは台湾もろとも一気に中国への「統一」を図ろうとするかも知れない。中国による台湾への圧力、そして尖閣への圧力は、明らかに同種の問題だ◆しかし台湾問題にせよ、尖閣問題にせよ、沖縄県にどこまで当事者意識があるのか疑わしい。県議会でこの問題を問われた玉城デニー知事は、答弁をほとんど部長に丸投げ。政府に辺野古移設反対を訴える際の決然とした態度とは別人のようだ◆岸田政権も台湾問題に関しては口が重いが「経済安全保障」を訴え、経済面からの中国依存脱却を打ち出した意義は大きい。中国人観光客に支えられてきた沖縄観光も、コロナ禍を契機に「中国離れ」を真剣に考える時だろう。

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